1.警察(110)に通報する
警察に通報するときの番号は110です。
言葉に不安のある方は、近くにいる日本語の分かる人に助けを求めましょう。
110番通報をすると、センターの指令員が以下のことをお尋ねします。
- 事件か事故かを伝える
指令員:「事件ですか、事故ですか。何がありましたか」
あなた:「ひき逃げ事故です」
- 事件で通報したのか、事故で通報したのか、はっきりと伝えましょう。
- いつ起きたか伝える
指令員:「それはいつですか」
あなた:「ついさっきです」
- 場所を伝える
指令員:「場所はどこですか」
あなた:「○○市□□町の△△公園の前にある交差点です」
- 住所は必ず市町村名から伝えてください。住所が分からないときは、近くの大きな建物、交差点など目印になるものを伝えましょう。
- 電柱の管理番号、信号機の管理番号、標識の管理番号、自動販売機(清涼飲料水)の住所表示でも場所を確認することができます。住所が分からない場合は、これらが近くにないか探してみてください。
- 状況を伝える
指令員:「どのような状況でしたか」
あなた:「自動車が自転車にぶつかって、そのまま逃げていきました。自転車に乗っていた高校生は脚をけがしているようです。」
- 事件・事故の様子や被害の大きさを伝えてください。
- けが人がいたり、事故による火災が生じたりしている場合は、必ずその旨伝えましょう。
- 犯人について
指令員:「逃げた自動車はどんな車でしたか」
あなた:「白色の軽自動車でした。◇◇方向に走っていきました。ナンバープレートの番号は見えませんでしたが、✖✖ナンバーだったと思います。」
- 犯人の人数、人相、服装、逃げた方向など、わかる範囲で情報を伝えましょう
- あなたのお名前と連絡先を伝える
指令員:あなたの名前と連絡先を教えてください。
あなた:私の名前は○○○○です。電話番号は・・・・です。
- 通報した事件・事故との関係、住所、氏名など、あなたの情報を伝えます。
- 携帯電話などの連絡可能な電話番号を伝えてください。場所が分からない時などに問い合わせが来ることがあるので、通報が終わっても電源は切らないでください。
2.公衆電話から通報するには
公衆電話からも110番にかけることができます。
■緑色の公衆電話
- 受話器を上げる
- 「緊急通報用ボタン」を押す
- 110をダイヤルする
■灰色の公衆電話またはカード式の公衆電話
- 受話器を上げる
- 110をダイヤルする
- 110番通報の場合、料金、テレホンカード、ICデジタルカードなどは必要ありません。
■ピンク色の公衆電話
・緊急通報用ボタンがある場合
- 受話器を上げる
- 「緊急通報用ボタン」を押す
- 110をダイヤルする
・緊急通報用ボタンがない場合
- 受話器を上げる
- 110をダイヤルする