【もくじ】

  1. インフルエンザについて
  • インフルエンザについて知る
  • インフルエンザの症状について知る
  • インフルエンザの治療について知る
  1. インフルエンザ疑いで病院に行く場合
  2. 感染予防のためにできること

1.インフルエンザについて

ここでは、厚生労働省サイトの「インフルエンザ対策」に基づき、インフルエンザについて学びます。(一部内容を編集しています。)

<インフルエンザについて知る>

(質問1)インフルエンザウイルスにはどのような種類がありますか?
(回答)
インフルエンザの原因となるインフルエンザウイルスは、A型、B型、C型に大きく分類されます。このうち大きな流行の原因となるのは、A型とB型です。インフルエンザウイルスは、毎年世界中で流行を繰り返していますが、流行するウイルス型などの割合は、国や地域、その年ごとにも異なります。

(質問2)インフルエンザはいつ流行しますか?
(回答)
季節性インフルエンザは流行性があり、いったん流行が始まると短期間に多くの人へ感染が拡がります。日本では、例年12月~4月が流行シーズンです。

<インフルエンザの症状について知る

(質問1)インフルエンザに感染すると、どのような症状が出てきますか?
(回答)
1~3日間の潜伏期間の後、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れます。あわせて、普通の風邪と同様、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。
(質問2)インフルエンザで症状が重くなりやすいのはどんな人ですか?
(回答)
注意が必要とされているのは、「高齢者」「子供」「妊婦」「持病のある方(喘息、糖尿病等)」です。

<インフルエンザの治療について知る>

(質問1)どのような治療を行うのですか?
(回答)
インフルエンザには、抗インフルエンザウイルス薬が処方されます。ただし、その効果はインフルエンザの症状が出始めてからの時間や症状により異なります。そのため、治療薬を使用する・しないは医師の判断になります。
抗インフルエンザウイルス薬の服用を適切な時期(発症から48時間以内)に開始すると、発熱期間は通常1~2日間短縮され、鼻やのどからのウイルス排出量も減少します。一方で、発症から48時間以降に服用を開始した場合、十分な効果は期待できません。
効果的な使用のためには、用法、用量、期間(服用する日数)を守ることが重要です。

(質問2)インフルエンザにかかった際の異常行動が報告されていますが、注意すべきことは何ですか?
(回答)
抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無や種類にかかわらず、急に走り出す、ウロウロする等の異常行動が報告されています。
自宅で療養する場合は、抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無や種類によらず、少なくとも発熱から2日間は、家族や同居人が見守るようにしてください。

(質問3)インフルエンザにかかったら、どのくらいの期間、外出を控えればよいのでしょうか?
(回答)
一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は、鼻やのどからウイルスを排出すると言われています。そのため、ウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります。
排出されるウイルス量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウイルスを排出すると言われています。咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、マスクを着用する等、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。

2.インフルエンザ疑いで病院に行く場合

受診する目安として、比較的急速に38℃以上の発熱があり、せきやのどの痛み、全身の倦怠感を伴う場合が挙げられます。これらの症状がある場合は早めに受診しましょう。
また、高齢者、子供、妊婦、持病のある方、そして下記のような症状がある場合は、すぐに受診してください。

『出典:厚生労働省HPより』

受診する医療機関について
近くにある内科、小児科を受診しましょう。
受診する際はマスクを着用し、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。
また、かかりつけ医がいると万が一の時に頼りになります。

3.感染予防のためにできること

https://4.bp.blogspot.com/-Gob19MXY9gM/UQJe7kIOrcI/AAAAAAAALJU/SemkME2AjZ8/s1600/checkbox_checked.png インフルエンザ流行前にワクチンを接種しましょう!
インフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果があります。また、発症した場合でも、重症化防止に有効と言われています。
ワクチンの接種時期は、12月中旬までが望ましいと言われています。日本では、インフルエンザは、例年12月~4月頃に流行し、例年1月末~3月上旬にピークを迎えるためです。
ワクチン接種にかかる費用ですが、保険適用がされないため、原則的に全額自己負担です。費用は、医療機関によって異なります。

https://4.bp.blogspot.com/-Gob19MXY9gM/UQJe7kIOrcI/AAAAAAAALJU/SemkME2AjZ8/s1600/checkbox_checked.png 外出後の手洗いを徹底しましょう!
流水、石鹸による手洗いは、手指や体についたウイルスを除去するために有効です。また、アルコール製剤による手指消毒も有効です。

https://4.bp.blogspot.com/-Gob19MXY9gM/UQJe7kIOrcI/AAAAAAAALJU/SemkME2AjZ8/s1600/checkbox_checked.png 適度に湿度を保ちましょう!
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。加湿器等を使用し、適切な湿度(50~60%)を保つよう心がけましょう。

https://4.bp.blogspot.com/-Gob19MXY9gM/UQJe7kIOrcI/AAAAAAAALJU/SemkME2AjZ8/s1600/checkbox_checked.png 十分な休養とバランスの取れた食事をしましょう!
体の免疫を高めることもインフルエンザに対抗する方法の一つです。疲れを溜めずに元気に過ごしましょう。

https://4.bp.blogspot.com/-Gob19MXY9gM/UQJe7kIOrcI/AAAAAAAALJU/SemkME2AjZ8/s1600/checkbox_checked.png 人混みや繁華街への外出を控えましょう!
やむを得ず外出する場合には、マスクを着用しましょう

<手の洗い方について>
手を洗うことは、ウイルスを流すことができるため有効です。
外から帰ってきた時や、ご飯を食べる前等、こまめな手洗いを心掛けましょう!

・上記内容は以下の情報を参考に作成しております。参照元に内容の変更がある場合、当サイトに反映されるまで時間が掛かる場合がございます。予めご了承ください。

【出典】

・厚生労働省「インフルエンザ(総合ページ)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/index.html

・東京都「東京都感染症情報センター」
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/flu/